あしを痛がる子供の夜泣きvol.1

更新日:8月22日




昼間は元気に遊んでいた子供が、夜になると膝やあし全体を異常に痛がり泣き止まない。しかし、翌朝になるとケロリと元気になる。こんな経験をした親御さんは多いのではないでしょうか。

 これを『成長痛』という一言で片づけてしまう傾向がありますが、この『成長痛』という言葉のイメージは『子供の骨が伸びる際に出る痛み』という間違ったメッセージになってしまうので、私は反対です。

 これを正しく言い換えるならば『成長期の子供特有のあしの関節・筋肉の痛み』だと思います。そもそも、寝る子は育つと言っても骨の成長速度が、関節等に大きな負担がかかるほどの高速ではありません。一晩に5mm10mmと成長するのであれば、あり得る話ですが、一晩にそんなに骨が伸びたら、みんながウルトラマンのようになってしまいます。

 一般的に『成長痛』と言われているものを大別すると、オーバーユースが原因の膝やかかとの『成長軟骨』が痛くなるオスグットシュラッター病(膝)や踵骨骨端炎(かかと)と原因がよくわかっていない『あしの夜間痛』があります。

 現在では、オーバーユースによる成長軟骨の痛みを『成長痛』とはあまり呼ばず、『あしの夜間痛』のことのみ指すようです。

 では、なぜ『あしの夜間痛』は起きるのでしょうか。これについては、明確な結論は出ていません。しかし、原因として考えられるのは次のものが考えられます。。

① 成長期の未成熟な筋肉・骨格である子供が、昼間


の遊び・運動・長時間歩行等によってあしに大きな負担がかかり、夜間になって炎症が起き痛くなる。

② 心因性のもので、特に第2子の誕生後に第1子が精神的


に不安定になり、不安が大きくなる夜間に発症する。

③ 『終糸緊張症候群』という脊髄神経の発育不全のために痛みが発症する。

vol.2では『終糸緊張症候群』について詳しく説明します。



 


閲覧数:10回0件のコメント

最新記事

すべて表示