あしを痛がる子供の夜泣きvol.2 『終糸緊張症候群』


 脊髄(せきずい)神経は腰から下の方で急に細くヒモ状になります。これが『終糸』と呼ばれる脊髄神経の最終部分で、脊髄神経を係留するように骨盤の一番下の尾骨に付いています

 脊髄神経に未発達があった場合に『終糸』が過度に緊張して脊髄神経を引っ張ってしまうことがあります。このストレスのために神経症状が発症し、これが『終糸緊張症候群』という病気です。


 症状としては、次のものがあります

① 夜間は痛むが翌朝には元気になる

② 落ち着きがない

 腰のあたりで『終糸』が緊張し脊髄神経を引っ張っているために、同一姿勢でいることが辛く、常時体を動かす傾向があります。

③ 体が硬い(体の前屈が困難)   

 前屈すると、神経の緊張が強くなるために前屈しずらいと思われます。

④ 夜尿症が治りにくい

 膀胱を支配している神経は、腰の高さの脊髄から出ているために、神経の緊張の影響を受けていると考えられます。


 

『終糸緊張症候群』を病気と書きましたが、ほとんどの場合は、成長とともに治ってしまいます。ですから、病気というより発育が遅れていると考えた方が良いでしょう(稀に、思春期に悪化して手術が必要になるケースもあります)


 対策

 夜間に子供が痛がったら、親御さんが抱っこして痛む部分を摩りながら、一緒にねてあげましょう。かなりの確率で痛みは軽くなります。

 子供の精神的不安やスキンシップに対する欲求不満は、痛みを増長させることが多いようです。特に『終糸緊張症候群』の子供たちはナイーブな心の持ち主が多いので、このようなことが大きな効き目を発揮します。




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