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切るの?切らないの? vol.2 脊柱管狭窄症


 この病気の特長的な症状は『長い距離を続けて歩けない』ことです。100m程度が続けて歩ける限界で、痛みや脚のしびれが強くなり歩けなくなります。

 しかし、座って休むとまた歩けるようになります。これを間欠歩行と言います。

 脊柱管狭窄症の多くは、加齢が原因です。背骨の変形・増殖、背骨のズレや背骨についている靭帯の肥厚・石灰化によって脊髄神経が圧迫されて発症します。

 保存的治療でこの病気が完治することはありませんが、症状が軽ければ物理療法・運動療法で楽になることも多々あります。

 しかし、脚に力が入らず転倒しやすい(麻痺)・痛みが強く正常な日常生活動作ができないなどの症状がある場合は、手術が必要になります。

 現在は、80歳以上でも手術対象とされており1~2ヶ月で退院できます。

 重度の脊柱管狭窄症は放置すると、将来寝たきりになる可能性が高いので早め決断が必要です。

 私は、重度の脊柱管狭窄症の患者さんには『整骨院で治療しても治らないし症状も改善しない』ことを伝え脊椎専門医を紹介しています。

 しかし、残念なことに『手術適応の脊柱管狭窄症』の患者さんに対して『他の整形外科や整骨院では治らないけど僕が治してあげる』と言って、前金で数十万円を取る整骨院や数ヵ月通院させ総額で200万円を支払わせた整体院が近所にあります。もちろん、それで治るわけもなく、一人は脊椎専門医の下での手術となり、もう一人は麻酔科医と連携して当院でリハビリを行っています。手術せずに脊柱管狭窄症が治るという施術所には注意が必要です。

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