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筋肉痛の正体

更新日:2023年9月22日


 筋肉痛とは、過度な運動・労働の数時間~2日後の間に、時間差で発生する『遅発性筋痛』のことです。

 以前は、疲労物質である乳酸の蓄積が原因とされていました。

 しかし、現在の学説では『筋線維の損傷』ということが主流になっています。


 損傷した筋線維の修復過程で、損傷部周辺に血液成分(主に白血球)が集まり炎症が発生します。その結果、刺激物質(ヒスタミン・セロトニン等)が生産され、それが筋膜を刺激し痛みが発生します。


 筋肉痛は、筋線維が損傷していることから疲労ではなくケガと言えます。ですから、その対応は『肉ばなれ』同様に行った方が良いでしょう。痛みの発生直後のストレッチや温めることはしないで、数日間は患部の安静に努め、電気治療等の物理療法を加えることで、消炎・刺激物質の除去が加速されます。

 なお、『若いと筋肉痛が早く発生し、高齢になると遅く発生する』と言われていますが、発生時期に年齢差は影響しないという調査報告があります。

 発生時期の差は、筋肉の毛細血管の状態が影響しているようです。使用頻度が低い筋肉(あまり運動していない筋肉)には毛細血管が少なく、損傷した筋線維に血液成分が集まるまでの時間が必要になります。そのために、刺激物質の生産が遅くなり痛みの発生までの時間がかかります。そのような理由で、普段からよく運動している人は筋肉痛が早く発生し、運動していない人は発生が遅れると言えます。


 #筋肉痛

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